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restaurant SIO

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2周年を前に...SIO(札幌 円山)

Monday, February 27, 2012

3月1日で開店2周年を迎えるSIOで今年最後の新年会。訪れる度に感動する佐藤陽介シェフの料理の数々。肉も野菜も美味しいけれどSIOではいつも魚料理が楽しみ。北海道は勿論、全国の産地から色々な魚介類を集めて僕らを楽しませてくれる^^ 今夜のテーマは柑橘系の香りを纏わせて...

奥のボックス席で僕らを出迎えてくれたオマール君。友達二人は既に下拵えを終えている。彼も後、数時間の命だ。

メニューが無いので何が出てくるのか何時もワクワクする。前菜一皿目の鱈とジャガイモ。この時期北海道ではありふれた食材の鱈。淡白だが旨みの濃い魚だ。今宵の一皿は一見生の様に見えるがコンフィの如く低温のオイルで火入れした繊細な料理。しっとりとして爽やか。

前菜二品目は牡蠣。表面は玉蜀黍の粉でカリカリに仕上てある。翡翠色のソースが美しいシャンパンがすすむ一皿。

肉厚の紋甲烏賊。甘くてジューシー、歯応えは柔らかい。

前菜三皿の後にいよいよ僕らを出迎えてくれたオマール君の登場。食べる機会の少ない高級食材故テンションが上がる。歯応えあるプリプリ感、火を通し過ぎない絶妙の仕上がり。ボリュームある身を噛みしめると磯の旨みが滲み出て来る。

劇場型キッチン故、こんな光景を目にしながら食事を楽しめるのもSIOの楽しみ。体側に美しい黄色のラインがあるのは高級魚イトヨリ。メインの魚料理に登場。

北海道では珍しいイトヨリ(ダイ)を頂く。写真を見ながら思ったのだが、アマダイの様に鱗をパリパリの松笠揚げにしても面白そうだ。ソースは複雑で旨く表現できないが、苦味、酸味、甘みが調和した大人好みの仕上がり。


訳有って持込みさせて頂いたLISINIの'81ブルネロ。やや残念。古けりゃいいってもんじゃない。

肉料理は「仔羊」というと、今やありふれた食材とおっしゃる御仁も御座すかと・・・。しかし、陽介シェフ、何を思ったか一週間もマリネしていたっ。何でマリネしたのか聞いたのだが残念ながら失念。極低温で火入れしているため表面から芯までレア状態のエロティックな仕上がり。クニャ~とした、えも言われぬ食感が印象的だった。炭火焼きで焦がした菜花の香ばしい苦味も素晴らしいアクセント。

我侭を言ってお願いした麦ちゃんカレー(今宵は牛筋)は強烈に旨い!

ガトーショコラだと言うが、とても柔らかい食感で冷製フォンダンショコラの如き一品。とても好み。

SIOのハーブティーにはいつも感動。麦ちゃん有難う。

佐藤シェフ、スタッフの皆様 2周年おめでとうございます。これからも楽しみにしています。




011-676-9220
札幌市中央区南2条西23丁目1-1 テイストビル1F



2 Comments:

kenken said...

今回も、美味しくて楽しかったです~
gitanesマジックな美しい写真の数々に溜息。
光の具合と関係なくこんなに綺麗に撮れるとは、、、

お陰様で、写真を見ながらあのシアワセな時間が鮮やかに蘇りました。
柑橘の面白さ、タラの食感、ラムの食感・・・楽しい発見がわんさかあって、
このままず~っとお皿が出続けて欲しい!!って心の中で思っていました^^
おそるべし、佐藤シェフ・・・今後のSIOも楽しみですね!

ワイン、私も美味しくいただきましたが、あの枯れ感は特に夫の好み。
Mさんのグラスまで横取りして(笑)飲んでましたっ、、、美味しかった~って^^
有難うございました、御馳走さまです✩

教えていただいた番組を観るのが今から楽しみで~す♪♪

February 28, 2012 at 9:29 AM
gitanes said...

こんばんは。
こちらこそ、楽しく、美味しいひと時でした。
それにしても、みんな残さずよく食べたものだと写真
を見ながら感心しました(カレーだけで普通の一食分!)
佐藤シェフは何が出てくるのか分からないワクワク感
がありますね。これからもホント楽しみです。

ワイン気に入って頂けたら嬉しいです。
テイスティングの時はちょっとヤバいかなと思いました。

February 29, 2012 at 9:40 PM